こんにちは、観葉植物と暮らす楽しさを日々発信しているブログ植物園長です。
今回は、**「パキラが枯れそう!」**と焦った私自身の体験をもとに、パキラを見事に復活させた方法を初心者の方にも分かりやすく解説します。
初めて観葉植物を育てる方にとって、「葉が黄色くなってきた」「ぐったりして元気がない」などのサインは不安の種ですよね。私も同じように悩み、試行錯誤の末にパキラを元気にすることができました。
この記事では、パキラが枯れそうなときのサインから、実際に行った5つの復活方法、その後の育て方のポイントまでを詳しくご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
パキラが枯れそうなときに見られるサインとは?
「あ、パキラ枯れそう」と感じたら、まずは植物が出しているSOSサインに気づくことが大切です。以下のような症状が見られたら注意しましょう。
- 葉が黄色くなってポロポロ落ちる
- 茎や幹がぶよぶよして柔らかくなる
- 葉がぐったり垂れ下がる
- 土がずっと湿ったまま乾かない
- 根元や土にカビのような白いものが見える
これらはすべて「パキラが弱っている」状態。放置すると枯れてしまう可能性があります。
実際に私が行った「パキラ復活のための5つの対処法」
私がパキラを元気にするために実践した方法は、以下の5つのステップです。初心者の方でもすぐに取り入れられる内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
① 土の状態をチェックし、植え替えを実施

パキラの鉢を見てみると、土がジメジメしてカビ臭く、排水性が悪い状態でした。そこで、観葉植物専用の新しい土を使って植え替えを行いました。
✅ ポイント:土が湿ったままの状態は根腐れの原因になるため、早めの対応が重要です!
② 傷んだ根を洗い、腐った部分をカット
鉢から取り出したパキラの根は、一部が茶色くぶよぶよに腐っていました。傷んだ部分を清潔なハサミでカットし、風通しの良い場所で半日ほど乾燥させました。
✅ 根のリセットを行うことで、回復への第一歩になります。
③ 水やりの頻度を見直す
水やりは、**「土が乾いてからたっぷり与える」**という基本ルールに従うようにしました。最初のうちは週1回を目安に調整。
❌ 水のあげすぎは逆効果!初心者にありがちな失敗ポイントです。
④ 明るいけれど直射日光の当たらない場所に移動
直射日光は葉焼けの原因になります。私はレースカーテン越しの柔らかな光が差し込む窓辺に置きました。すると、数日後に新芽が出てきて、少しずつ元気を取り戻しました。
⑤ 風通しの良い場所で管理

湿気がこもらないように、小型のサーキュレーターを使って空気を循環させるようにしました。これがカビや病気の予防に効果的でした。
復活後も油断禁物!パキラの正しい育て方ポイント

パキラが元気を取り戻した後も、以下のような基本を守ることで再び弱らせないように気をつけています。
- 葉の掃除をこまめに:ほこりが積もると光合成がしにくくなります。
- 鉢底のチェック:根詰まりしていないか定期的に確認しましょう。
- 肥料は春〜夏に控えめに:緩効性肥料を使って育成をサポート。
パキラ初心者でも、この3つを押さえておくだけでグッと育てやすくなります。
よくあるQ&A|初心者がやりがちなパキラの育て方の疑問
Q1. 葉が全部落ちてしまいました…もうダメ?
A. まだ希望はあります! パキラの幹が緑色でしっかりしていれば、そこから新しい芽が出てくる可能性があります。焦らずケアを続けましょう。
Q2. 水をたくさんあげれば元気になりますか?
A. 水のやりすぎはNG! パキラは多湿を嫌う植物です。「乾いてからたっぷり」が鉄則です。土の表面が乾いているかどうかを毎回チェックしましょう。
まとめ|あきらめないで、パキラは復活できます!
パキラが枯れそうと検索してこの記事にたどり着いた方。どうか、あきらめないでください。
パキラは繊細な面もありますが、正しい育て方をすれば驚くほど回復力のある観葉植物です。私のような初心者でも、土・水・光・風のバランスを見直すことで見事に復活させることができました。
植物との暮らしは、失敗から学ぶことがたくさんあります。枯れかけたときこそ、植物との距離がぐっと縮まるタイミング。パキラを育てる中で得られる気づきや喜びは、きっとあなたの暮らしを豊かにしてくれるはずです。
観葉植物育て方ブログでは、他にも初心者向けの観葉植物の育て方や、リアルな体験談をもとにした記事を公開しています。ぜひ、他の記事もチェックしてみてくださいね。
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