観葉植物は、お部屋の雰囲気を明るくし、空気を浄化する効果もあるため、多くの人に人気があります。しかし、植物を育てるのが初めての方にとっては、どの種類を選べば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。本記事では、室内で育てやすい観葉植物を5種類ご紹介します。
これから観葉植物を始める方にピッタリの、手入れが簡単で丈夫な植物を選びました。
育てやすい観葉植物5選

ポトス
おすすめポイント
ポトスは、ハート型の葉とツヤのあるグリーンが美しく、ふとした瞬間に視界に入るとホッとします。友人からも「このグリーン、癒されるね」とよく褒められます。買ったときは小さな鉢だったのに、ツルがぐんぐん伸びて、今では棚の側面を優雅に伝っています。光の加減で葉の色が変わって見えるのも楽しくて、観葉植物初心者の私でも育てる楽しさを実感できた一鉢です。
育て方のポイント
日陰にも比較的強く、場所を選ばず育てられるので、部屋のどこに置いても安心です。私はキッチンの日中あまり明るくない場所に置いていますが、それでもよく育ってくれます。水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりと。過湿になると根腐れしやすいので、受け皿に溜まった水はすぐに捨てるようにしています。ツルが伸びてきたら剪定して挿し木にすると、増やす楽しみも味わえますよ。
サンスベリア
おすすめポイント
サンスベリアは、私の寝室に置いているお気に入りの植物です。まっすぐに立つシャープな葉がスタイリッシュで、部屋の雰囲気をぐっと引き締めてくれます。「空気をきれいにしてくれるらしいよ」と友人に教えられてお迎えしたのですが、見た目だけでなく、機能性にも優れているところが魅力です。
特に朝起きたとき、部屋の空気がすっきりしているように感じるのが嬉しくて、すっかり手放せない存在になりました。夜間も酸素を出してくれると聞き、ぐっすり眠れるようになった気がしています。
育て方のポイント
サンスベリアは、私のような「つい水やりを忘れてしまう」タイプにぴったりでした。最初は「本当にこんなに水をあげなくて大丈夫?」と不安でしたが、1か月間水やりを忘れても元気なまま。冬場はリビングの暖房近くに置いていたのですが、葉がしっかりしていて、乾燥にも強いことを実感しました。忙しい方や旅行が多い方にもおすすめです。
モンステラ
モンステラは、私の部屋のアクセントになっているお気に入りの一鉢です。葉の切れ込みがユニークで、友人が遊びに来るたびに「これ本物?」と驚かれます。購入当初は葉が3枚だけでしたが、半年ほどで倍以上に増え、成長の早さに驚きました。日当たりの良い窓辺に置いていたら、夏には新しい葉が次々と開き、観察するのが毎朝の楽しみになっています。
葉の裏にホコリがたまりやすいので、月に一度は濡れた布で丁寧に拭くようにしています。
育て方のポイント
モンステラは、明るい場所を好みますが、直射日光は葉焼けの原因になるのでレースカーテン越しの光がちょうど良いです。水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりと。乾燥気味でも耐えてくれるので、水のやりすぎに注意しています。
気温が低い冬は成長が緩やかになるので、水やりの回数も控えめに。葉が大きく広がってくると、支柱やインテリアグリーンとしてのアレンジも楽しめて、育てるほどに愛着が湧いてきます。
パキラ
パキラは、我が家のリビングに置いている癒しのグリーンです。手を広げたような葉の形が印象的で、見るたびに元気をもらえる存在。最初は背の低い鉢でしたが、日当たりのいい場所に置いていたらぐんぐん背が伸びて、今では家族の誰よりも“背が高い”存在に。
幹が編み込まれているタイプを選んだのですが、ちょっとしたインテリアのアクセントにもなって、来客のたびに「これカッコいいね」と褒められます。緑があるだけで空間がぐっと柔らかくなりますね。
育て方のポイント
パキラはとても丈夫で、観葉植物ビギナーの私でも安心して育てられました。明るい場所を好みますが、直射日光が強すぎると葉焼けするので、レースカーテン越しの日差しがベストです。水やりは、土の表面が乾いてから。春〜夏は週に1回ほど、秋〜冬は2〜3週に1回程度でOK。
葉がホコリをかぶりやすいので、濡れたティッシュでサッと拭いてあげるとツヤが戻って気持ちいいですよ。成長が早いので、剪定すれば好みのサイズで保てるのも嬉しいポイントです。
ガジュマル
おすすめポイント
ガジュマルは、我が家の玄関に置いている小さなパワースポットのような存在です。コロンとした個性的な幹とツヤのある丸い葉が特徴的で、「なんだか縁起が良さそう」と来客にもよく言われます。
沖縄では“幸福をもたらす木”とも呼ばれていると知って、ますます愛着が湧きました。朝、靴を履くときにふと目に入るガジュマルに「今日もよろしく」と声をかけるのがちょっとした日課になっています。植物なのに、なんだか“キャラクター”のような存在感があって癒されます。
育て方のポイント
ガジュマルはとても育てやすく、初心者にもおすすめの観葉植物です。明るい場所が好きですが、直射日光には弱いので、私は窓際のレースカーテン越しに置いています。水やりは、春〜秋は土の表面が乾いたらたっぷりと。冬は生育がゆっくりになるので、水を控えめに。加湿しすぎると根腐れしやすいので、受け皿の水はこまめにチェックしています。時々葉の表面を拭いてあげるとツヤが増して、いっそう元気に見えますよ。個性的な姿なので、育てるうちにどんどん愛着が湧いてくるはずです。
観葉植物を育てるときのポイント

水やりのコツ:タイミングと量が決め手
観葉植物にとって水は大切ですが、「あげすぎ」は意外と失敗の原因になります。私も最初の頃は心配でつい頻繁に水をあげてしまい、根腐れを起こしたことがあります。それ以来、「土の表面がカラカラに乾いたのを確認してからたっぷり与える」ようにしました。鉢底から水が少し出るくらいが目安です。
逆に、表面がまだ湿っているのに水を追加すると、植物にとっては「お腹いっぱいのところにさらに食べ物が押し込まれる」ようなもの。水やりの頻度よりも、土の乾き具合を見極めることが重要です。
肥料の与え方:栄養補給は「ご飯の時間」を意識して
観葉植物は春から夏にかけてグングン成長します。この時期が「食べ盛り」なので、栄養を補ってあげると元気に葉を伸ばしてくれます。液体肥料は水やりのついでにサッと混ぜて使えるので便利ですが、においが気になる場合は固形の置き肥がおすすめです。
私は、液体と固形を使い分けて、月に一度の液体肥料と、2か月に一度の固形肥料で育てています。ただし、秋から冬にかけては植物の成長がゆるやかになるため、肥料は控えめに。人間も寒い時期には食欲が落ちるように、植物にも「休憩の時期」があるのです。
鉢の植え替えタイミング:根っこに窮屈な思いをさせない
植物は目に見えない根の部分でストレスを感じていることがあります。鉢の底から根がはみ出していたり、水が染み込むのに時間がかかったりしたら、それは「そろそろお引越ししたい」というサイン。私は以前、3年も植え替えをせずに放置してしまい、成長が止まってしまったことがありました。1〜2年に一度は、今よりひと回り大きな鉢に移し替えると、根もゆったり広がり、植物全体がのびのび育ちます。植え替え後は数日間、直射日光を避けて風通しのよい場所に置くと、根が新しい環境に馴染みやすくなります。
体験談
私が観葉植物に興味を持ったのは、在宅ワークが増えたことがきっかけでした。最初に選んだのはポトス。仕事机の隅に小さな鉢を置いたのですが、最初は水やりの加減が分からず、葉先が茶色くなってしまい焦ったことを覚えています。
そこで、毎朝出勤前に葉の様子を観察し、土の乾き具合を指で確かめる習慣をつけました。すると徐々に新芽が出てきて、部屋が明るくなるのを実感。今では、週末に葉を拭いてあげるのがちょっとした癒しの時間です。
こうした失敗と発見を通じて、「まずは丈夫で管理が簡単な種類から始めると、植物との暮らしがぐっと楽しくなる」と感じました。
5. まとめ
観葉植物を育てることで、生活に癒しの空間が生まれます。今回紹介した5種類の植物は、初心者でも育てやすく、お部屋の雰囲気を素敵にしてくれます。ぜひ、自分に合った観葉植物を見つけて、楽しく育ててみてください!

まずは観葉植物が元気に成長することを体験してほしいです!
この5種類であれば失敗することは少ないはず!初めての植物の参考にしてください!
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